Amanita hemibapha hemibapha
テングタケ科・テングタケ属
幼菌のかわいらしさは格別です 立派な個体 2008/09/02 2008/09/03 食毒:食用 油炒め☆☆☆ 網焼き☆☆☆ 味噌汁☆☆ 生息数:多い 真っ赤で比較的大型、よく目立つキノコです。よく図鑑の表紙や扉に使われています。 テングタケ科の中では個体数、発生頻度ともに多い方になります。 派手できれいだけど食用になるキノコとしても有名です。 まるで野生キノコ随一の美味だとする方もいますが、さすがに過大評価だと思います。まあ、食用としては十分及第点ではありますが、とにかく色がグロテスクで香りに癖があるので、そこでかなり損しているかと思います。 初心者でも確実に判別できるキノコとしてキノコ狩り入門にはいいかもしれませんね。 いろいろな方法で食べてみましたが今のところ胡椒と醤油で味付けした油炒めが一番美味しいです。タケノコに似た歯触りと青臭いような独特の風味があり、それを滋味と取るか癖と取るかで評価がかなり分かれる気がします(「きのこ」なのに「たけのこ」ってキノコ界の裏切りも…いや何でもないです)。生でも食べられるとの記事がありますが、ナメクジやカタツムリが這ったり食べていたりしますのでやめたほうが無難です。寄生虫感染の恐れがあります。 なぜか昆虫はほとんど食べないらしく、虫出ししなくても料理できる数少ない野生キノコです。 ヤスデやナメクジは食べます。人間はヤスデ並ということか。 |