オニフウセンタケ

Cortinarius nigrosquamosus

フウセンタケ科・フウセンタケ属

キノコ

キノコ
裏側と幼菌
2015/9/22

食毒:不明猛毒の可能性あり)
生息数:少ない
オニイグチに雰囲気が似ているフウセンタケの仲間です。特徴的なキノコなのでわかりやすいと思います。比較的まれな菌と言われています。アカマツ混じりの雑木林に群生していました。
食毒不明ですが、最近の情報によると、国内ではまれなフウセンタケ属の猛毒キノコであるドクフウセンタケやジンガサドクフウセンタケと同じ毒成分を含む可能性がある(毒成分は紫外線に当てると緑の蛍光を放つ)そうですので、絶対に食べないようにしましょう。
カエンタケもそうですが、発生がまれなキノコは猛毒であってもわからない場合が多く、また中毒事例があってもドクフウセンタケ類は症状の発現まで数日かかるため見逃されている可能性があります。ドクフウセンタケの毒性が広く知られるようになったのも第二次世界大戦後と言われています。

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