イロガワリ近縁種

Boletus sp.

イグチ科・ヤマドリタケ属

キノコ

キノコ
2008/9/13
以前「ニセアシベニイグチ」で掲載していた個体です
管孔部分がニセアシベニイグチより明らかに長いことから現在イロガワリまたは
本種の近縁種として分類される種類と思われます
この系統は全体に大型で変色性があまり強くないという特徴があります
キノコ
2018/8/13
「イロガワリに似た謎イグチ」「アンパンイグチ」などと呼ばれる大型の未記載種
管孔は青変性があり、傘は黒糖酒饅頭のような色で直径20cmを超え、柄が赤みを帯びる
イロガワリ、アメリカウラベニイロガワリなどと誤同定されることがあります
ヤマドリタケモドキとは変色性があること、柄の模様が全く違うことなどで簡単に区別できます
主にカシやシイの樹下に映えます。都市部の公園など人里に多く発生します
ネット上での試食報告によると、無毒だがあまり美味でないそうです

食毒:不明
生息数:普通
イロガワリはよく似たキノコが複数あり、それぞれ微妙に特徴が異なります。ここにまとめている個体がすべて同種かどうかは不明です。
低地に発生する茶色で管孔が黄色〜朱色のタイプは、今のところ亜高山帯のバライロウラベニイロガワリのような猛毒キノコは知られていません。もちろん興味本位の試食はすべきではありませんが、他の種類と間違えて食べられている例がかなりあるのではないでしょうか。

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