Tylopilus vinosobrunneus
イグチ科・ニガイグチ属
色の淡い個体、ニガイグチモドキっぽいですが管孔の色が違うので本種ではと思われます 色彩変異が結構あります 2008/9/2 2009/8/9 クリイロイグチのような色彩の個体もよく見る 管孔に変色性があることやかじってみると苦いことで容易に識別できる こいつは苦かったので本種で間違いないと思います 2015/9/3 ニガイグチモドキとは管孔の付き方が違うのと変色性(茶色)があるのに注目 食毒:食不適 生息数:多い 山の尾根道にたくさん生えていました。柄に網目模様のないムラサキヤマドリタケといった感じのキノコです。管孔は白っぽい色で、ムラサキヤマドリタケと異なり生長しても黄色くならないこと、幼菌時に白い菌糸で覆われないこと、触れると茶色に変わることで区別できます。また、ムラサキヤマドリタケより暗くて湿った場所に多いように感じます。 ニセアシベニイグチ、ニガイグチモドキ、コガネヤマドリと並んで比較的よく見るイグチ類です。 苦いため食用にならないそうです。かじってみましたが確かに苦いです。旨味も感じられましたが。 きわめてよく似ている種類にクリイロニガイグチT. castanoidesがあります。本種とは苦味がないこと、クリイロイグチとは管孔に変色性があることで区別できます。 |