Sutorius eximius
イグチ科・Sutorius属
管孔は傷つけてもほとんど変色しない というか、意外と柔軟であまり傷つかない (凹んでいるところが爪で引っ掻いたところ) 2016/7/2 きれいな子実体があったので撮影 ウラグロニガイグチとかいうあんまりな名前じゃなくて 例えばミルクココアイグチだったらもうちょっと 親しみを持ってもらえたかもしれませんね まあ名前を変えても毒は消えませんが…… 2018/8/14 食毒:毒 生息数:少ない(?) 傘や柄がミルクココア色、管孔がビターチョコ色で変色性がほとんどなく、肉は緻密で重たいキノコです。名前にもある通り、従来はニガイグチ属に入れられていました。 一旦ヤマイグチ属に移された後、現在はSutorius属(属和名なし、ウラグロニガイグチ属?)に入れられています。。 夏イグチの中では比較的見つけやすいと言われていますが、近所ではそれほど多くないように思います。 比較的味がよく近年まで食用とされてきましたが、生食した場合、また加熱しても人によりやや重い中毒症状が出るため毒キノコと考えられるようになってきています。 名前は毒々しくてまずそうですが、実物は派手さはないものの、しっとり焼けたチョコレート入りの菓子パンのような上品さを感じるキノコです。しかし残念なことにと言いますか、案の定と言いますか、毒キノコです。 |