Lepista nuda
キシメジ科・ムラサキシメジ属
2007/11/07 2007/11/07 二番目の写真、実は一回抜いてから植え替えて撮影しています(^^;; 2007/11/12 2007/11/12 2012/11/10 菌輪の一部。手前中央から奥に向かって点々と生えている丸いものがムラサキシメジ。 2012/11/10 上4枚の写真と同じ場所で撮影。つい最近だと思ってたらなにげにこれ5年前なんですね… 本種は菌輪を作るキノコとして有名で、1本見つけると必ずと言っていいほど周囲にたくさん生えています。この日も10分ほどで取りきれないほど収穫がありました。これでもっと旨ければ言うことないんですが…^^; 食毒:食用 味噌汁☆☆☆ 生息数:普通 紫色の綺麗なキノコです。ボリュームがあるので取りがいのあるキノコです。ヤマザクラの木の近くに好んで発生する習性があるので、サクラ系の地肌や落ち葉に注意して探すと見つけやすいようです。今のところ、サクラの木が多い公園では見たことがありません。ある程度自然度の高い森林、あるいは斜面を好むようです。毎年出る場所がだいたい決まっており、ある一定の範囲内では必ず見られますが、少し外れると全く出なくなります。 キノコ特有のカビ臭さというか、ぬかのような臭いが強いので、気になる場合は一旦茹で溢してから調理するといいと思います。 味自体は目立った特徴はないです。 あとこの時期のキノコにしては虫が異常に多いので念入りに塩で虫出しすることを推奨します。 生で食べると中毒するそうです。そこだけ気をつければ、見つけやすくある程度収穫量も期待でき、また紛らわしい毒キノコも少ないため(ウスムラサキシメジという近縁の毒キノコとされる種類がいますが、発生時期が初秋なので一緒に生えることはまずないそうです)、比較的安心して食べられると思います。 |