ワタゲナラタケ

Armillaria gallica

タマバリタケ科・ナラタケ属

キノコ

キノコ

キノコ
2009/10/26

食毒:食用
味噌汁☆☆☆

生息数:普通
ナラタケには複数の種が含まれます。写真の個体は傘の模様からワタゲナラタケと思われます。ワタゲナラタケは公園や里山にも生えるポピュラーなキノコです。

生の状態ではナラタケモドキもそうですが非常にカビ臭いというか、ナラタケ独特の臭いがあるキノコで、生えている場所の近くに行っただけで存在がわかるほどです。料理すると臭いは消えます。味自体は非常に無難な味で特に癖があるわけでもなく旨味とわずかなぬめりがあり美味しいです。たくさん食べ過ぎたり、生で食べると中毒すると言われています。一緒に取ったヌメリスギタケの方が美味しかったです。ワタゲナラタケはナラタケ類の中ではそれほど美味でないとのことなので、他のナラタケ属と食べ比べてみたいです。近場ではワタゲナラタケのほか、ナラタケA. melleaの記録があります(未確認)

一度場所を把握してしまえば数年は出続けるので、安定して収穫できます。綺麗な時期は短いので季節になったら数日おきに見に行きましょう。

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